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血の染み付いた手帳

しがない傭兵が偽りの島で過ごした日々の記録
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  • :04/25/16:32

04152329 再開は5月から

月の半分が出張です。

出張と新居への引越しと重なって身動きが取れません。

せっかく再開したのに……。

料理技周りの情報を集めなくては……。

いまホットな技は、バッファローウィングです。

係数はHP回復=SP×0.8/SP回復=HP×0.1

消費SPが100なのでHP1万あれば無限に撃てる可能性です。

速度重視の戦いは、長期戦こそが醍醐味。

血反吐を吐きながらも最後の勝利を掴むべく戦って行きたいと思います。

反撃と棘棘だけは勘弁ねぇ♪

やるやると言ってなかなかできていませんが、5月以降に何か形にしたいと思います。

では。
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02090247 Mercenary across the deadline.

――お茶目な同業者に送る。


   -ⅰ-
   
 響きわたる汽笛に、澱んだ空気がピリピリと震える。
 偽りの島にある唯一の、名前すらない小さな町。そのはずれもはずれの港内倉庫。
 貨物もそのままに、訪れる者も絶えて久しい――時が静止したかのような空間。
 つもりにつもった埃に真新しい足跡――獲物を抜き放ち、向かい合う男と女の姿。
 交差する熱っぽい視線――恋する乙女のように、揺らめく闘志を秘めている。
 歩んできた道のりの異なる二人――だが、どちらもが戦場の犬であることに変わりはなく、数え切れないほどに最低野郎となじられ生きてきた二人。
 傭兵――世界中の汚物をぬぐってまわる、最も汚れた掃除人。
 
 その、二人。
 
「性別で侮らぬこと、感謝いたします」

 女傭兵の凛々しい声――フォーマルハウト・S・レギオン
 紫の焔を宿した相貌、左右非対称に整えられた鈍色の髪、長く垂らした髪を束ねる民族風の髪留め、風にそよぎ揺れる布マフラー、しなやかな体躯を包む硬質な傭兵服、全身に取り付けられた多種多様の兵装――肉食を思わせる猫科の眼光。
 ただ一撃のために研ぎ澄まされた、脆くも鋭い硝子の刃を体現したかのような女。
 短剣を突き出して、揺ぎなく立つ様は、端正な彫刻を思わせる。
 短剣――“豊穣の狼”と銘打たれた、唯一無二の大業物。
 それは彼女の指先――そう自分自身でも思えるほどに、握りが手に馴染んでいた。
 彼女の体温がうつったのか、そのほのかな温もりは、心を落ち着かせてくれる。
(――これから、戦いが始まる)
 屈辱的な敗北から数日――心の奥底で「ゴウゴウ」と音をたてる焔は、今も燃えている。
 焔はフォウトの全身に火をつけ、彼女を何かに駆り立てようとしていた。
 それが何かは分からない――ただ、それを欲している、無我夢中に求めている。

 ――焦燥感が、身を焦がしている。
 
 しかし、今だけは、このひと時だけは落ち着いていられた。
 繰り返される静かな呼吸――戦場でだけは、いつよりも冷静沈着でいられる。

 ――そのように生きてきた。それこそが、彼女を形作っていた。
 
 だから、その時を待っている――自ずから戦いが始まる、その時を。
 
 ――そして、刃は触れ合った。

「――いざ!!」

 互いの身体が同時に動くのを知覚して、彼女は言葉を発した。
 刃と刃が打ち合い、甲高い金属音があがる――鋼が擦れ、薄闇に火花が散る。
 鼻先を掠めたグルカ刀――カミソリのような切れ味。鈍色の前髪がハラハラと散るを嘆くでもなく、フォウとは地を蹴る。全速で後退、一瞬のうちに加速した。
 直後――傭兵の逆手短剣が跳ね馬のように振り上げられ、虚しく宙を切る。その軌跡が闇の中にくっきりと浮かび上がって見える――殺気の残滓。
 短剣越しに傭兵の視線が自分を追ってきている――肌が粟立ち、全身で感じる。
 戦いが、二人の距離を限りなくゼロにする――けして、混じりあうことのない二人。
 馴れ合いではない――ここには、友情も、何もない。
 似たもの同士――惹かれあい――それだけに、憎みあう。
 
 ――ともに、命のあらんことを。
 
 急速に傭兵から距離を置きながら、フォウトはそっと天を思い、祈り――そして、それを忘れた。

つづきはこちら

12172317 ありがとうございました(締め切り)

クイズです、クイズです――。

因幡の白兎が皮をはがれたのは何故?

A.人生を舐めていたから

B.ワニを激怒させたから

C.傭兵に喰われた

さあ、どれでしょう――?

美味しかった

12132230 補填……。

いろいろやっちめぇた――。

日の目を見ない科白衆

12062337 年末調整

年末が近いので、色々と。

つづきはこちら